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2024/11/18 09:01

MYSTIC WORKSのカラーコンセプトは全部で6種類、それぞれ異なるめっきの表面仕上げに応じて自然のひかりにインスパイアされたネーミングを与えました。


磨き上げられた鏡のようにかがやく華やかな姿の
「朝焼け」「陽光」「銀河」

化学反応によって変質した金属の重厚な表情の
「木陰」「夜空」「月光」

これらのカラーはめっきが本物の金属素材だから生み出すことができます。



「朝焼け」

日の出の時、東の空に悠然と立ち登る太陽は、一日のはじまりを見守ってくれているかのようです。

朝焼けの空が刻一刻と変化する壮大な美しさを、月日の経過と共に表情を変える銅めっきで表現しました。

経年変化の魅力をお楽しみください。


「陽光」
陽だまりの中で過ごす、くつろぎの時間。柔らかな太陽の光が降りそそぎ、様々なものたちが輝いています。
いつの時代も変わらず私たちを照らしてくれる陽光を、金めっきで表現しました。金めっきは、本物の金で成膜するめっきです。
金は、空気や水分にさらされても酸化することなく、美しくあり続ける素材です。
「銀河」
数えきれないほどの星が集まり、それぞれに美しく瞬く、果てしもなく広い銀河。
私たちの暮らす地球もまた、銀河の片隅にある小さな星です。美しい天の川銀河のどこかに、未だ見ぬ仲間がいるのかもしれません。
銀河を思わせる青みがかった銀色を、美観を長時間変わらず維持することのできるクロムめっきで表現しました。
「木陰」
街歩きの途中、木陰を見つけてひと休み。幹には光が差し込み、木漏れ日模様に包まれています。
木陰の下で過ごすひとときは、私たちにまた一歩踏み出す力を与えてくれます。
木に映る光と影の様子を、黒染め銅めっきに手作業で摩耗痕をつける古美加工で表現しました。
「夜空」
夜空をしばらくのあいだ眺めていると、さまざまな光が見えてきます。
遠くの街の灯り、瞬く星、辺りの光に照らされた雲がほわっと浮かんでいます。次は何が見えるのでしょう。
夜空に起こる光の陰影を、シルバー調めっきに金属黒染め薬液がはじかれる事によって生まれる唯一無二の模様で表現しました。
「月光」
青のグラデーションに照らされた月明りの夜。
一日の終わりに、心の静まる時間です。月夜の光が大気中の微粒子にあたって散乱している様は、人の目には青く映ることがあるのだそうです。
神秘的な青い月の光を、銅めっきの表面に作り出した酸化皮膜の微細な凹凸にあたる光の屈折率で表現しました。
この発色メカニズムの青もまた人の目によって見えている色です。